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レポートの書き方を学生・社会人にも知ってほしい

2016年5月


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こんにちは、こんばんは、はじめまして、お久しぶりです。

グッドライフOSの松下です。

今回、紹介することはレポートの書き方です。

 

本当は、私の部署のメガネ率の高さをアピールするために、

メガネを掛けているメンバーの写真コレクションをやろうと思っていたのですが、

今回は別テーマでお送りします。

 

最近、レポートを書く事がありました。

文章を微妙に愛する自分も、では自分でレポートを書くとなると、どうにも筆が動きません。

小説が好きな自分でも難しいので、もしかしたら文章を読み慣れていない方には、

レポートを書くということはもっとハードルが高いかもしれません。

 

そこで、今回のテーマは「レポートの書き方講座」

大学生から、社会人の方まで使えるかもしれない、レポートの書き方を紹介します。

あくまで私が大学生の時に聞いた自己流となりますが、お付き合いくださいませ。

 

STEP1. レポートのテーマを決めよう

 

まず、レポートとは「報告書」という意味合いを持ちます。

報告書……、つまり「何か」を「誰か」に報告するという目的があって作成されるものという事です。

そこで、まずレポートを作る上で一番に考えたいのは、何を伝えたいのかを考えることです。

これを怠ると、何を言いたいのか分からない状態になってしまいます。簡単な例をあげると、以下のような文章の状態です。

メロスは激怒した。必ず、かの 邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。

メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。

けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

 

素晴らしい文章ですが、読み手には「何を言いたいのかサッパリ」という状態です。

実はこういうレポートは多いのです。

「○○の本を読みました。こんな部分が面白かったです」

「○○という自己啓発本を読みました、これからも頑張ります」。

しかし、これではレポートではなく読書感想文にとどまってしまうのです。

因みに、こういうことを主張すると、私の大学の教授はこういう回答をしてきました。

 

「で?」

 

かつて、私の所属ゼミで何人もの所属学生がこの言葉によって絶望してきてアアアア

 

例えば、

「これは、タカシくんが500m離れた八百屋に行き、勇気を手にする話」がテーマであれば、

「タカシくんが手に入れた勇気」を伝えることがテーマにあたるでしょう。

 

いわば、レポートとは自分の行いたい主張(テーマ)を、いかに読み手に伝わるように書くかというものな訳です。

 

STEP2. プロット構成を決めよう

 

レポートのテーマを決めたら、レポートの構成を考えましょう。

物語でいえば、起承転結の振り分けです。

 

例として、「タカシくんが 500m 離れた八百屋に行き、勇気を手にする話」をあげます。

ここでは、どういう構成をすれば「タカシくんが手に入れた勇気」のことが読み手に伝わるかを考える必要があります。

 

時系列で説明する場合、

「何が」「どんな経験で」「どう変化したのか」を書くと伝わりやすいです。

タカシくんの話を例とした場合、

「勇気のないタカシくん」が「どんな経験を経て」、「どんな勇気を手に入れたか」を書くのが定石です。

(「タカシくんが勇気を手にする話」のプロット)

・「勇気のないタカシくん」

タカシくんは、冒険心のない男であった。具体的に言うと、家の周り半径300m以上から出ることに躊躇していた。

・「どんな経験を経て」

母が腰痛をこじらせ買い物ができなくなったので、タカシくんが500m離れた八百屋に行くことになった。

本当は家の周り半径300m出たくなかったが、母のことを思って八百屋に行った。

・「どんな勇気を手に入れたか」

母親への思いやりの心が、タカシくんを半径300mより外に出す勇気を与えてくれた。

今回の件で、恐怖に打ち勝つ勇気を手に入れた。

こんなプロットが完成しました。

あとは、ここで作ったプロットの通りにレポートを書いてみましょう。

 

ここで重要なのは、「テーマに沿って、レポートを書くこと」。

例えば、つい自慢したくなって「八百屋のおばちゃんから『タカシくんはイケメンね』と褒められた」ことを書いてしまったり…

「タカシくんは、冒険心のない男であった。」とは書いたものの、

「どう冒険心のない男なのか」という具体例が抜けて書かれており、タカシくんに起こった変化が伝わらなかったり…

書いているうちに、次から次へと書きたいことが湧き出てきて、気づけばテーマから大きく逸脱してしまったり…

このようなこともあると思うので、自分が何を伝えたくて、そのためには何を書けばいいのか、意識しましょう。

 

と、いうことで…

もしも現在レポートを書いている最中の方で、上のプロットの部分を本文に落とし込み、レポートを書き終えてるよ!という方。

今回でいえば、「タカシくんは勇気を手に入れました。ヤッタネ!」という状態の部分まで書いてある方。

そんなあなたに、私の恩師の言葉をお借りして一言。

 

「で?」

 

そう、忘れてはいけないのが……ここまででは、普通の作文ということ。

 

今まで書いてきたのは、所詮「経験」であり「過程」でしかありません。

「勇気を出して八百屋に行った。」という出来事にそれっぽいテーマを当て嵌め、ドラマティックに仕上げただけに過ぎません。

キツい言い方をすれば、これまでの話は経験談さえあれば誰でも書けてしまう話です。基本的に、そこに価値はありません。

 

では、どうすればいいのでしょう?

そこで思い出して下さい……アナタは何のためにレポート(報告書)を書いたのかという事を!!

「勇気を出して八百屋に行った。」ということを、人に共有してどうする!!??

 

STEP3. 自分の意見を書こう

 

これまでのパートでは、自分の経験を書いてきました。

次に書かなければならないのは、これまでの内容を踏まえての自分の「意見」です。

レポートであれば、「終わりに」や、「総括」の部分にあたります。

言ってしまえば、これまでのプロットは、「終わりに」を書くための布石でしかないわけです。

これの無いレポートは、答えの書かれていない計算式と同じです。

 

タカシくんを例に、チャカチャカ書いてみましょう。

 

(「タカシくんが勇気を手にする話」のまとめ)

タカシくんが今回の件を通じて学んだのは、人を思いやる心があれば恐怖に打ち勝ち、新たな世界に踏み出す勇気を手に入れられるということである。

人間は習慣を生きる生物だ。習慣を外れ、己の知らぬ道の領域に飛び出すことを躊躇う者は数多い。

しかし、そんな人間にこそ、勇気を振り絞って新しい世界に飛び出す重要性を訴えたい。

タカシくんが八百屋に行く事で母親を救うことができたように、新たな挑戦の経験は、己の能力の幅を広げ、人の役に立つことへ繋がる。

自分の世界に閉じこもっている人は、大切な人の顔を思い浮かべ、自分の殻を破ってほしい。

 

最後に、この文が入ることで、

「人を思いやる心があれば恐怖に打ち勝ち、新たな世界に踏み出す勇気を手に入れられる」ということ経験を踏まえて

「新たな挑戦への重要性」を読者に訴えたいというレポートに仕上がりました。

「人を思いやる心があれば、新たな世界に踏み出す勇気を手に入れられる」事と「新たな挑戦への重要性」ってそんなに関連性がないよね、というツッコミはなしでお願いします。あくまで上は一例ですので……。

 

「私は文章が苦手だから」と思っている方も、この部分を押さえておけば、何をいいたいのか分かるレポートを作ることができます。

(現象)(結果)を押さえるのです!

 

改めて、「タカシくんが勇気を手にする話」のレポートを振り返ってみましょう。

 

(「タカシくんが勇気を手にする話」)

家の周り半径300m以上から出ることに躊躇していたタカシくんは、

母が腰痛をこじらせ買い物ができなくなったので、500m離れた八百屋に行くことを決意し、

半径300mより外に出す勇気を手に入れた。

人を思いやる心があれば恐怖に打ち勝ち、新たな世界に踏み出す勇気を手に入れられることを学んだので、

新たな挑戦への重要性を訴えたい。

偉そうに語ってしまいましたが、ここを意識してレポートを書いてみてくださいね。

 

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最後に

 

もしかしたら、私はレポートを書かないので関係ありません、というビジネスパーソンもいるかもしれません。

そんなことはありません。

 

「自宅の冷蔵庫に卵が無い」→「だから、帰りに卵を買ってきて」

「今から会議をするから」→「だから、空いてるミーティングルームを押さえといて」

「明日にプレゼンやってもらうから」→「だから、プレゼンの準備しておいてね」

 

このように、「何を通じて何を主張したいのか」を意識することは日常生活でとても大事なことです。

たかがレポート、されどレポート。

では、また。

 






クリエーター

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